みもざの闘病日記 アーカイヴ

幼い頃に祖母に虐待を受け、大人になって鬱病やPTSDにかかり闘病しています。これは2002年から2005年までのアーカイヴです。

アーカイヴ、作りました。

以前ホームページを持っていたころにつけていた雑記的な日記と、
途中から付け始めた闘病日記を抜粋したアーカイブです。
2002年の分からある上に、
ブログなので下から読んでいただかないとならないのが難点ですが、
私の病状そのものがPTSDに裏打ちされつつ、
そこに様々な事が重なり、パニック障害と鬱を併発していることや、
相方の最初の頃のとまどいや接し方の変化、
取り入れた治療についてや、転院することで起きた、
自分自身の治療への取り組みの変化や、
寛解後にPTSDの症状が強く出るようになってからのとまどいなど、
様々なことが詰まっています。

鬱病やパニック障害を持つ家族の方に読んでいただければ、
おそらく接し方のヒントがあるかと思いますし、
患者の方は病気を寛解に向かわせるには、
どういう医師を捜すべきかが見えるのではないかと思います。
とてもとても長い数年分の日記の抜粋ですが、
参考になれば幸いです。

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どの病気にも必要なこと

どよーんと澱んだ気持ちと、
まるで太い木の杭でも打ち込まれたように鈍い痛みのような物が、
心に感じられる状態で1日を過ごし、
何も出来ないんで、外で食事をした。

帰りに喧嘩になった。

それは、今後の治療方針についてのことで。

どれくらい、ネットの中を調べただろう。
PTSDに有効な治療方法について、ずいぶん調べた。
各種治療方法の有効性だったり、どの病院で受けるといいとか、
実際に治療を経験した人をネットで捜し出して話を聞いてみたり、
どうしたらこの苦痛から解放されるのかずいぶん探してみた。
実際に担当医やカウンセラーにも、それらの治療法については訊いてるし、
どういうペースで、どういうサポートが必要で、
どんな治療なのかも細かくそれぞれ知っているつもり。

担当医が「胡散臭そう」という顔をした退行催眠をするつもりはない。
実際そんなのができるちゃんとした技術者、日本に数人しかいない。

私の通うカウンセリングセンターで取り入れている、
サイコセラピーはきついから勧められないと真面目にいわれたから、
それに挑むつもりは今のところない。悪化しても困るし。

他のセラピーが準備されているから、という理由で、
他のカウンセリングルームに通うつもりは今のところない。
安心して話のできるカウンセラーを見つけたのに、
それを変えることは相当なストレスになるに決まっているからだ。

正直、自分の治療法を探すって、藁をもすがるような気持ちなのよ。
どれも高価だし、効果が出るとは限らないけれど、
トライしてみる価値はあるかも知れないのなら、
一番確実そうな方法を選びたい。ただそれだけ。
今まで相談したり、人から話を聞いた中で、私はそれを選びたいと思っただけなのに、
自然に治っていくかも知れないなんてとても想像がつかない。

実際治った人なんて聞いたことがなく、
フラバ回避のためにどんどん強い薬を飲むようになっていくのを、
いろんなとこで見てる。

薬物治療だけじゃ治らないというのが現実だと感じるから、
対症療法だけでは無理があるとわかっているから、
私なりに考えているのに。

どんな病気でも、周りの人がその病気のことを深く知り、
サポートする側が、これからする治療がどういう物なのか知るのは、
すごく重要なことだと思うのは私だけ?
判らないならカウンセラーに訊きに行けばいいのに。

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連なって思い出される記憶

こっちで日記を書くのは最後になるかな。
いきなり重い話題で向こうの最初の日記を書くのがいやだったので、
とりあえずこっちで書くことにしました。

昨日の夜、疲れていたりいろいろだったので、
外で食事をすることになって。
待ち合わせた先に、その店のオーナー夫妻の、
生まれたてのベビーがいることが発覚。
先に行っていたダンナちゃんが携帯メイルで知らせてくれた。

私は何度も、店に着くまでに、
子供がいるのは不安だと訴えた。薬ももっていなかった。
今たとえぐっすり寝ていても、そこにいる間に泣かないとは限らない。
だから本当は場所を変えて欲しかったけれど、それを察してはもらえなかった。
ものすごく行くのが不安で、ついても気持ちなんか晴れるわけがなく、
旦那がもっていた薬を貰って飲んで、とりあえずそこにいたけれど、
案の定途中で赤ちゃんが泣きだす。
子供じゃなくて、赤ちゃんの泣き声はまだ平気かもといいわけをした。
それは自分にそう言いきかせるための嘘でしかなかった。
そこで楽しんでいる彼を怒らせたくなかった。
苦しいけど我慢してた。
私が外で電話をするうち、ベビーは帰ってしまったので、
それ以上そこで何かが起こることはなかったけれど、
やっぱり我慢していたツケは最後に回ってきた。

その店を出て帰ることにして、乗ったタクシーの中で、
ダンナちゃんとちょっとした口論になった。
もう少し察して欲しかったと話したら、
「もっとはっきりと意思を示せ」と逆ギレされた。
そこで私はパニック状態になり、ともかく車を降ろしてくれと言った。
どこだかわからないけれど、帰り道のどこかの道路沿いでうずくまり、
フラバを起こしてそのまま動けなくなってしまったが、
ダンナちゃんにはそれがなんなのかもわからず、彼はひたすらイライラしている。
座っていることも出来なくなり、水を飲ませて貰ったりしたけれど、
全く落ち着くことがなく、顔も涙と鼻水でぐしょぐしょ。
タクシーに乗って帰ろうといわれたけれど、
こんなにイライラした人とタクシーに乗って何があるかわからない。
ひとりにして欲しいと言ってもそうはさせてくれなかった。

それで結局救急車を呼んでもらう。
ストレッチャーに乗せてもらい、なんとか救急隊の人に説明をして、
内科でかかりつけの病院に搬送してもらえた。

道路で体を横たえていたときに私の脳裏に浮かんでいたのは、
私につかみかかる父方の祖母の姿。
右腕を掴まれる感触や、背中の痛みが甦ってくる。
苦しくて痛い。呼吸も荒く、動悸がひどい。
涙も止まらないし、
ただひたすら、やめて、痛いという言葉が口をつく。

救急隊の人がついても、なかなか話せず、ようやく救急車の中に運ばれ、
本人の口から症状を訊けないと運べないと言われて、
なんとかかんとか話をしてかかりつけの病院に運んで貰う途中、
横たわったまま車に揺られた途端、今度は別のことを思い出した。
私が父方の祖母の家に、父の車で連れて行かれたときのことだ。

私は夜が暮れていく車の中で不安になり、家に帰りたいとぐずるが、
父親が私に八つ当たりをするように怒鳴り散らした。
途中で抱え上げられ、リアシートの上に横にされ、
そのまま車は進んでいく、その揺れを思い出した。
真っ暗な道にガードレールと反射板が見え、
私の横には大きな白い紙袋に入った、衣類らしき物が見える。
シートの後ろにも、同じようなものが3〜4個ある。
不安で、ただ泣いて、家に帰りたくてどうしようもない。

病院について、病院のベッドに移され、
先生が私の顔を覗く。
男の人が恐いと思った。
わからないけど、怒られてしまうと思った。苦しかった。

アルコールが入っていたので、筋肉注射ではなく、点滴を受ける。
点滴をしている間中、いろんなことが頭の中をぐるぐると回り、
涙が止まらなかった。
看護士さんがその涙をそっとティッシュで拭ってくれた。

別に誰が悪いわけでもない。
でも悔しい。辛い。
その感情をどこへやったらいいのかよく判らない。
ぶつけるべき場所が見つからない。
もう人を怒らせたり不快にさせるのはいやだ、恐い。

でもその思いは、私が小さいときに感じていたことなのだ、きっと。

点滴が終わり、ようやく歩ける程度になり、
タクシーを呼んで貰い、家へ帰る。
ダンナちゃんは「もうあの店には誘わない。俺が悪かったよ」
と言ったけど、あの店に誘うことが悪いんじゃないんだ。
そういうことを言われて、また傷ついてしまう。

まるで彼が全部悪いみたいだけど、本当のところはそうじゃない気もする。

帰って、処方量一杯の眠剤を飲んで眠った。

まだ私の体には昨日の余韻が残ってる。
重くて苦しい。
今でも考えると、涙が止まらない。

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今取れる手段はないけれど

「私はみもざさんの『気付く力』を信じていますから。」
カウンセラーの先生はそう言った。

今日カウンセラーさんに話したことは、
このところの近況報告のようで大したことではなかったけれど、
確実に自分が変わってきていることも実感してる。

例えば、ダンナちゃんの顔色をうかがって、
「怒ってる?」とやたらと聞かなくなってきたこと、
依存症と思われる傾向がちょっと薄らいでいること、
少しずつ仕事に対する意識も変わってきていること。

でも、フラッシュバックや身体症状がでて、
気持ちが不安定になると、
てきめんに上記のクセが表にでてきてしまうことも、
私にはちゃんと解るし、それが良くないなとも思う。

今日は珍しく、過去のことを結構話した。
子供の頃に思っていたこと、感じていたこと、
周りの人とのコミュニケーションが異常だと気がついたことなど。

いろんなことがあるけれど、
今は対症療法的なことをしていくより手段がなく、
手詰まりと感じることもあるだろうけれど、
とりあえず、自分をモニターしながら、気付く力があるのだから、
目の前にあることをこなしていこう、という話になった。
これから年末までは何かと忙しい。
仕事が詰まり気味になるから。
でも、その仕事についても、なんだか自信が持てない。
私に本当に出来るのか、と思ってしまう。
普段と変わりなんてないのに。
「きっとそれは、自分の他の人に対しての目が厳しい分、
 自分にもそれがむけられていると思うのでしょう」
その通りだと思う。
人を厳しく見ている分、私もそう見られているのだと思う。
だから、不安になる。自信が持てなくなる。
でもそれを問題にしていたらきりがない。
自分のベストを尽くして前に進むしかない。

でも、それがなかなか出来ない。
前に踏み出せない。
恐い。

それをなんとか打破していけるように、意識を変えて行ければ。
そうしたらもう少し楽になれるのかも知れない。

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今月も終わり。

気がついたら今月も終わりなんだね。
明日、またカウンセリング。
何を話さなきゃ行けないのか、ちょっと頭の中を整理しないと。

実はね、ちょっとこの間の日記でも書いてあるけど、
ダンナちゃんの弟さんが、今月初旬に交通事故に遭って。
2週間生死の境をさまよっていたけれど、
昨日意識が戻ったという連絡がありました。
まだまだ手術もたくさんしなきゃ行けないほどの重症だし、
生きていることが不思議なくらいの状態だけれど、
とりあえず、少しだけほっとしました。
私にとっても、これはかなりショックだったみたいで、
今日はなんだか、気が抜けちゃってます。
ダンナちゃんに至っては、昨日の夜から熱を出してる。

今月出して貰ったバッチのTMBが効いたみたいで、
あんまり「怒ってる?」と聞くことがなくなったけれど、
精神的に不安定なときや、フラバしたり、発作起きたりしたあとは、
依存癖がでたり、やっぱり「怒ってる?」のクセがでたり。
自分でもわかってるけど、よっぽど根強いんだろうなと思う。
落ち着いていて、気分のいいときは、
細かいことをかなり多めに、ゆったり見られるようになったけれど、
余裕がないとすぐ不安になって何かに依存したりしようとするみたい。
明日そのあたりも少し話してこようと思う。

この間気がついたことがあったのに、
お酒を飲んでいたからかすぐ忘れちゃった。
もう少しよく考えて、思い出さなくちゃ。

また明日カウンセリングから帰ったら何か書くと思います。

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